三日月の夜に 愛に恋

月語りと好き語りでお月愛

それは二ヶ月後のおたのしみー前編ー



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女性にとって、それは絶対に無くてはならないものだと思います。男性にだって、それに拘りのある人は多いと思うのです。私にとってのトータルコーディネートとは、それを含めてのことなのです。





いざ、出かけよう!という時、玄関先で「なんか違うなぁ」となってしまい、慌ててそれを変えることもあるのです。時間が無くて、それを変えることが出来なかったときなどは、妙に落ち着かなくてそわそわしてしまいます。




考えてみると、私の人生はそれ無くしては語れないと思わないでもないのです。なぜなら私は、どこへ行くにも必ずそれを持っていくし、それを持たずに出かけることなんてあり得ないからです。




それを持たずに出かけることを考えただけで、私は不安に襲われてしまいます。私にとってのそれは、すっぴんやノーブラノーパンで外に出てしまうのと近い感覚です。だって、それ無しでどうやって歩けばいいのでしょう。手のやり場に困ります。




なーんて、大袈裟にそれのことをつらつらとそれらしく語ってみましたが、私はただ単にそれのことが大好きなだけなのかもしれません。




お洒落だった従姉が亡くなる少し前に、こんなことを言いました。重たいコートが着られないし、それが重くて持てなくなってきたのと。姪である私の従姉と多くの時間を共に過ごし、最期の最期まで彼女に寄り添っていた私の母は、お洒落だけど軽いコートや、軽いそれを買ってあげていたそうです。




従姉が亡くなったときの年齢を既に超えてしまった私は、有難いことに今も健康で、重たいそれを持ちながら、そこそこの重量の荷物を持ってズンズンと歩くことが出来ています。両手に大荷物を持って歩いていると、かれこれ三ヶ月も続いている「世界一楽な筋トレ」なんかよりも、それはそれは運動になってるような気もします。




だけどこの数年は、私も革で出来たそれの重さをずしりと感じるようになってきたのです。持ち物の多さに加え、体力筋力低下もあるでしょう。「ざ・ろーかげんしょー」ですよね。




女性なら誰もが一度は憧れたことがあるであろう某ブランドのバーキンなどのそれは、それだけで約1キロはありますから、体力的なことや荷物の多い私にはもうそれを持つことは出来そうにありません…。いいえ、嘘です。私がそれを持つことが出来ない理由は、年齢や重さ問題ではありません。苦笑




そんな私がこの数年、また使い始めたそれは、あのブランドのそれなんです。以前使っていたのは30年ほど前ですから、それはもう一昔前の話になります。




何だか、やけにそれそれそれそれと連呼してしまったようです。それはあまりにもしつこかったでしょうか。ですが、もうそれのこと、おわかりですよね。




ムーミンママが、どこに行くにも肌身離さず持っている、それの話なのでした。




ですが、朝起きたらすぐにそれを持ち、料理をするときにもそれを持っているくらい、片時もそれを離さないムーミンママとは違って、私は家の中では流石にそれを持ち歩くことはありません。




でも…。私が朝起きて、自分の部屋からリビングにと来る時には、ムーミンママみたいにそれを持って起きてきます。私、ムーミンママにちょっとだけ似てるのでしょうか…。

 



で。





それの二ヶ月後のおたのしみの話なんですが、それはそうと随分と長くなってしまいましたので。








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それは次回へとさせていただきます